シニアモデル事務所所属と登録の違いとは?
シニアモデルとプロダクションとの契約には、所属や登録があります。
所属か登録か、どちらが良いのか悩む方も、結構たくさんいるようですね。
ところで、所属とか登録とか、一体どのような違いがあるのでしょうか。
所属は、プロダクションとの専属契約です。
なので、他の事務所との契約は出来ません。
よっぽどの理由がなければ、プロダクションの仕事を第一に考えなければなりません。
「2年契約」とか、決められた期間は、必ず契約を続ける必要があります。
ただ、所属はプロダクションのオーディションで合格した人が出来る契約なので、育成や売り込みもしてもらうことが出来るのはメリットと言えます。
でも、中には、売り込みをほとんどしないようなプロダクションもあります。
売り込みしているかどうかなんて、裏のことで、実際には分からないですからね。
それから、登録は、プロダクションのオーディションを受けなくても、基本的には、誰でも出来る契約です。
「一時的に席を置かせてもらっている。」と言った感じでしょうか。
所属とは違って、受けたくない仕事は、自由に断ることが出来ます。
契約の縛りがないので、複数のプロダクションを登録することも出来ます。
さらに、プロダクションを辞めたいと思った時に、自由に辞めることも出来ます。
仕事やオーディションの案内は、所属者に優先的に行ってしまいます。
こればかりは、仕方がないですよね。
プロダクション第一の契約の人と、自由に仕事をする人、プロダクションにとって、どっちが可愛いと言われれば、明らかに前者ですよね。
もちろん、良いプロダクションに登録すれば、それなりに仕事やオーディションの案内があります。
この他には、「業務提携」と言う契約方法もあります。
有名なプロダクションのホームページを見ていると、業務提携のところに、有名なタレントさんのプロフィールが掲載されていることがあります。
ここからも分かるように、業務提携は、実績のある人が出来る契約です。
有名なタレントさんの他には、プロダクションの企画したワークショップやレッスンなどで、レベルの高さが分かっている人、可能性のある人などがいます。
敢えて所属に至らないのは、育成や売り込みの必要は特になく、プロダクションを仕事を受けるための窓口としてだけ考えているからです。
未経験の場合は、まず業務提携はないでしょうね。
本格的にシニアモデルを目指すなら、もっとも自分に合ったプロダクションを見つけて、所属することをお勧めします。